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一日工場体験

学生時代、一日の短期アルバイトで化粧品の工場で働いたことがあります。

初めての工場作業で、衛生管理の厳しさに驚きました。

出ているのは目元だけで、髪の毛もきっちり帽子の中へ。

消毒の霧を浴び、足元は消毒液に浸かってからようやく工場の中でへ入れました。

作業開始前に、準備運動があったのにもびっくりしました。

私が配属されたのはリキッドファンデーションのレーン。

午前中任されたのは、ファンデーションの空容器を機械に入れることです。

一番始めの工程なので、私が失敗すると全員に迷惑がかかり、とてもプレッシャーのかかる配置でした。

最初は容器を落としたり、詰まらせたりしましたが、お昼にはコツを掴みスムーズにできるようになっていました。

それにしても、作業の流れが本当に早い…!

ずっと同じ動きだし、妄想でもしてれば早く時間が経つよねーという考えはとんでもなかったです。

目まぐるしくて余所見する暇もありませんでした。

午後には仕上げに近い、説明書を箱に入れる配置につきました。

ただ箱に入れるだけ、ではあるんですが次々と流れてくるのでひとつでもリズムが狂うと追いつけなくなります。

正社員の方々は、さすが手際がよく驚きの速さでこなしていました。

ラフにやっているようで、吸い込まれるように箱へパフが入っていく様子はまさに神業。

正直、たかが流れ作業と思っていたので、いかに大変な仕事なのか身をもって知りました。

8時間の勤務が終わり清掃をしていると、社員の方が「初めてなのになかなか筋がよかったよ~」と褒めてくれたのがとても嬉しかったです。

工場で勤務する機会はそれ以降ありませんでしたが、何年も経った今でもリキッドファンデーションを見ると思い出します。

ひとつの化粧品を作るのに、本当にたくさんの人の手がかかっているんですよね。

そんな生産の仕組みを知る上でも、とてもいい経験でした。

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ゆとり世代の狭間

「ゆとり」という言葉は今や知らない人はいないのでしょうか?

テレビでもしきりにゆとり世代が就職した、ゆとり世代が親になる頃、などと言われていますが…。

いずれあまりいい意味では使われていませんよね。

有名掲示板2ちゃんねるでも、ネットスラングのひとつとして的はずれな発言をした人に対して「これだからゆとりは」などと言ったりします。

私はちょうど、高校の途中でゆとり教育のカリキュラムに変更になりました。

本当であれば途中で移行ということはなかったのですが、諸事情で留年したためぎりぎり普通のカリキュラムで卒業できなかったわけです。

そんわけで、誰よりも違いを実際に感じれたと思います。

高校の数学は、数学Aと数学Iが必修でどちらも一年で習い、さらに二年生以上では数学Bや数学Ⅱに進むというのが、私の学年のカリキュラムでした。

しかし、あらたに基礎数学という科目があり、必修はそれだけで、数学Iも数学Aも選択科目に変わっていました。

ちなみに基礎数学は本当に基礎で、中学校の延長という感じでした。

他の教科においては、必修が減り選択制の科目が多くなりました。

あんなに苦戦した古文が選択になっていたのは、すごく腹立たしかったですが(笑)

物理など苦手な科目をやらずに済んだのはちょっとラッキーだったかもしれません。

ほとんどがすでに習ったものを習うので、3年生時はこんなに簡単でいいの?不安にも思っていました。

首席卒業できたのが、なんとも皮肉というか素直には喜べなかったです(苦笑)

現在はまたカリキュラムが見直されているそうですが、あまり難易度を下げてもやり甲斐がなくモチベーションが上がらないはずです。

達成感は難しいほど上がり、それが意欲に繋がることも踏まえて設定してくれることを望みます。